＊作成中＊

2001/10/20(#0627):品川のネパール・チベット料理、レッサムフィリリ

港区高輪2-14-9三愛ビル梅館101
(TEL)03-5789-2557／(FAX)03-5789-2558
http://www.big.or.jp/~jns/event/restaurant/reshamfiriri.html

参加者: itojun, ska, asuki, k-kuma, messiah

参加者は、itojun、ska、azuki、k-kuma、messiahの5人でした。

お店の前で記念撮影。

店内の様子。

メニューの写真が*ここ*にあります。

[料理]

お勧めに従い、レッサムコースを2人前(9600円/2人前)、チベッタンコースを2人前(7600円/2人前)頼み、他にいくつか追加しました。
でも実際には各皿の盛りつけは5人分にあわせて調整して頂けたようです。
モモやククラコパケタが10個出て来たけど、2人前で10個出て来るとは思えない... (い)

★印＝コース料理　メニューNo.1　レッサムコース　（二人用）×9,200円の料理から
☆印＝コース料理　メニューNo.5　チベッタンコース（二人用）×7,600円の料理から
<○○○円>＝コース料理に含まれる星印付きのものをもし単品で注文した場合の単価

バナナラッシー：500円×3（messiah、itojun、ska）: ※グラスにストローがはり付いた状態で運ばれてきました。多分ソルトラッシーと見分けがつくようにしてたのだと思います。暗い店内では色の差があまりよくわかりませんから。バナナとプレーンが同じ価格設定というのは、珍しいかもと思いました。そういえば、ソフトドリンクもオール500円でした。（az）; =
グァバジュース：500円×1（k-kuma）: =; =
ソルトラッシー：500円×2（ska、azuki）: 塩辛すぎず濃厚な味で、料理にもそこそこ合います。（ska）; 今回自分の注文ドリンクがあまりにも気に入って、他の人の頼んだドリンクを味見させてもらうのを忘れて（←いえ、しなきゃならないものではないんですが、いやしんぼなんで）ました。塩の入り具合がとにかくイイっ!!　ちょうど、できたての乳清を口にしたような感じで、チーズ好きにはたまりません。かなり泡だってましたので、イッキに飲めずに、少しずついただくことができましたが、そうでなかったらすぐに飲み干してたでしょう。泡のせいでとろーっとした印象をうけますが、どちらかというと軽い感じです。（az）
=
コルサニククラ：1,000円×1: 美味しいけれど、やや平凡なのでコルサニサベジのほうが良いかも。（ska）; 唐辛子たっぷりのスパイスで漬け込んで揚げたお肉、赤・青のピーマン、タマネギにフレッシュなトマト（わりと大きなサイズ）が入って居ます。（az）
=
コルサニサベジ：1,100円×1: 野菜が肉団子のようになっていて、濃厚でスパイシーで美味しい。（ska）; 単品で注文したのですが、ほぼ同時に出てきたコルサニサベジとは鶏が肉団子になってるだけの違いだったので、こちらの一品だけで良かったと思いました。野菜との相性抜群のジューシーな肉（多分羊肉）団子は好みでした。コルサニククラの鶏肉より肉団子の方が後でじわじわ辛みが来る感じです。（az）
=
★☆モモ｛10個提供｝ <800円>: いやー、厚め皮がぷりぷり食感も良いし、それが肉汁たっぷり包んでいます。
中央にあるのは、ゴマとトマトのチャトニだと思うのですが、つけてももちろん旨いのですが、つけない方が、お肉の旨みを直に感じ取れていいですねー。にんにくや他の野菜とのバランスのいい肉団子でした。１個目はそのままガブリ。２個目をソースでいただきました。(az）; =
★ククラコパケタ｛10個提供｝ <1,100円>: 普通のフライドチキンのようですが、中までスパイスが揉み混んであるのがとても良いです。（ska）; タンドリーチキンのようなモノかナーと想像してましたが、手羽先をスパイスで十分しみ込ませて揚げたあと、もう一手間かけてスパイスで煮込んだような感じの味と柔らかさです。とはいえ、普通に煮たらもっと煮くずれしそうなもんですが、姿はそのままに留めているので、揚げた直後にスパイス液でマリネして時間をおき再度暖め直したのか、圧力鍋など使っているのかとちょっと調理法を想像しきれないのでした。肉の奥まで味はしみこんで濃いけど、塩っぱいってこともなくおいしかったです。子供とか好きだろうし、お弁当にもいいなぁと感心しました。中央に盛られているのはダイコン、ニンジン、キュウリの浅漬けです。（実は初めの注文時にアチャールはないかとたずねたところ、作ってないとの返事でしたので、私は「浅漬け」と書いてます。）（az）
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☆アルコロティ　<700円>: ペースト状（あるいはマッシュ？）にしたじゃがいもと全粒粉でロティを作り、その表面にうっすらと、ソースがまんべんなく塗られています。自信ありませんが、このソースはモモと一緒に出たものかなぁと思いました。例によって５分の１以上食べてると思います。（az）; =
★シンケククラ｛10本提供｝ <1,000円×1>: （レッサムコースのメニュー構成を見ると、「ウネコククラ」という鶏料理が入ってるはずだけど、その名が単品メニューにないことと、特に注文してない「シンケククラ」が出てきたことからで、私は勝手に「鶏料理の盛り合わせ」、あるいは人数分提供しやすい品に置き換えたと解釈しました。）
「鶏肉のスパイス焼き」とありますが、お野菜と交互に鶏肉が刺され、見た目や食感は日本の「焼き鳥」の爪楊枝版といった感じ。ほんの少しスパーシーですが、塩がメインのシンプルな味付けで鶏肉の旨さとプリプリ感が楽しめます。中央のグリーンはレタスで、オレンジ色のドレッシングがたっぷりのっかっています。（az）
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☆ブトワ　<1,200円>: ラム肉をスパイスにつけてフライしたものですが、食感や味がクジラを思わせます。ラム肉ファンには、もっとジューシーさも欲しいところかもしれませんが、私には食べやすいものに仕上がっており、好みだったので結構いただきました。赤・青のピーマンの細切りとタマネギがたくさん入っているのもうれしいです。（az）
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ミスマス：1,200円×1: スパイスで漬け込んだチキン、ポーク、マトンのモツフライをさらにスパイスで炒めたような感じです。私はマトンのちっちゃいのをいくつか拾っただけで、ほとんど手を出さなかったし、Kumaちゃんもお肉はセーブするようにしていたので、他の皆さんにがんばって食べてもらいました。（az）
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☆トゥクパ　<1,000円>: 「特製スープで仕上げたチベットの手打ちうどん」と説明にあります。酸味とショウガと香菜のよくきいた食欲出るあっさりしたスープです。麺の雰囲気はチャンポンの細くした感じで柔らかですが、人参はかなり細いのにコリコリしていたので、ほとんど最後の方に加えたものと思います。優しい味で好きです。（az）
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☆シャクパ　<1,000円>: かなり濃厚なチベットの雑炊です。最後に軽くと思った人には重たいかもしれませんが、日本の田舎雑炊っぽい感じで私は気にいりましてかなり食べたと思います。まだ、この店とマーダルでしか注文したことないお料理で、２店の比較しかできませんが、マーダルの分が透明なあっさりめのスープに細く刻まれた人参や玉葱などの野菜が彩りよく上品な雰囲気で、見た目は料亭のお雑炊（味の方はショウガと香菜かなり強く出ているので、日本人には好き嫌いもあるかもしれないですが）とは随分違いを感じました。まぁ日本でも雑炊というものは地方や家庭で入れる具材もそれぞれ違って、星の数ほど種類あるお料理ですから、きっと色んなタイプのシャクバがあると思います。お国の家庭の味を知るのにいいですね。ちなみにモモ、トゥクパ、シャクパ、ブテコバット、アルコロティはチベット料理にカテゴリー分けされていました。（az）
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（★☆）パニールギュウマサラ　<×1,200円>: 北印度料理でよくあるバターチキンのチーズ版という感じです。上に生クリームが彩りよく飾られているし、かなり濃厚なので、すでに満腹の私たちにはきびしかったかもしれません。あと、パニールにしちゃぁ随分固く西欧のチーズでいうところのハードタイプに仕上げたものかなと思ってましたが、説明書きによると、一度チーズを揚げてる為らしいです。チーズを菱形にカットするのは、他でも見たことあるのですが、慣習なのか、単なるデザイン的なものか気になります。（az）
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★チャングラマサラ　<1,400円>: 少しぱさついた感じの歯ごたえある「ブトワ」と同じ（？）羊肉と卵（上にどかっと半分のゆで卵がありますが、お肉と混ざってちらほら見える白っぽいモノ）と香菜をトマトソースでスパイシーに炒めてあります。ロティやプーリーにはさんで食べるのにいいです。（az）; =
★☆サグプーリ　<500円>: ほうれんそうのナンは時々見かけますが、プーリーに入ってるのは初めて見ました。一口目はふわーっとほうれん草の味が楽しめますが、お料理をじゃまするような強さはないので、何でも組み合わせきくと思います。プーリーなのに油っぽくなく、どちらかというとほうれん草のロティといった感じでした。皆さんより多めにいただいたにもかかわらず、もっと食べたかったです。（笑）･･というより最後のカレーの為に残しておけばよかったです。先にがっついて失敗。（az）
=
★☆バート(ライス)　<300円>: =; =
ブテコバット(ネパールのチャーハン) ：1,000円×1: フライドライスとも表記されてましたが、油っぽくなくはらはらと仕上がっており食べやすかったです。（az）
=
（★or☆）ジャネコダル(豆) 　<800円>: どのコース料理の構成にも「ドゥイタルカリ」というのが入っているのに、単品メニューにその名が存在しないことから、またまた勝手に「本日のタルカリ」あるいは「タルカリの中からお好きなものを」と解釈しました。訳わからぬまま「豆や野菜のカレーを入れて欲しい」と希望を告げたら「ではコースの中に豆のカレーを組み込みましょう」ということでしたので、多分これと「ククラタルカリ」がコースの構成になってるのではないかと思います。
数種のレンティル豆が入ったわりととろみのあるタイプで色は黄土色です。豆はかなり煮込まれたもののようで、煮とけた豆が舌にざらっとする感じが出ていて、苦手な人にはちょっと豆度濃厚な部分がハナにつくかもしれません。豆好きの私にはうれしい部分なんですけど。（az）
=
（★or☆）ククラタルカリ(チキン)　<1,100円>: もう最後の方は重ためのグレービーのカレー料理に手が伸びにくい状態でした。私も最後は好きな豆だけを食べるのに専念しており、チキンはほとんど食べてませんので、感想かけません。（az）
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ミサエコタルカリ(野菜) ：1,100円×1: これもチキン同様濃厚なソースでしたが、中のお野菜は人参、じゃがいも、インゲンなどが入っています。しかし残念ながら味の方は私の体が正統な評価をできる状態でなかったので、次の機会にでも味わいたいです。（az）
=
★☆シッカルニ｛10小鉢提供｝ <500円>: フルーツにヨーグルトをかけたようなもの。（ska）; カクテルフルーツ缶にはいってるようなカットフルーツがヨーグルトと和えてあります。味は見た目通り説明通りです。（az）
=

[総評]

メニューに沢山のネパール料理があって素晴らしいです。
駅から遠いのが難点ですが、ネパール料理好きなら一度は行ってみたいお店です。
入り口の木彫細工も一見の価値あり。（ska）

日本人に迎合して北印度料理を提供する訳ではなく、ネパール＆チベット料理で徹底している部分に期待と好感を持ちました。ナンもタンドリー料理の名も無かったです。調理人はすべてネパールの方（チベット出身は居ないとのこと）だそうです。
さて全体の感想なんですが、とんでもなくサービスしていただいたようです。皆で少しづつ分けるつもりのサイドメニュー的なお料理などを人数を考慮して提供（一人に各２個ずつわたるように）していただいたので、思っていたよりもかなり早い時点でおなかいっぱいになってしまいました。そのせいもあって、食後の紅茶は注文しませんでした。色々種類があったので残念です。
また、メニューは豊富な上、そのほとんどが初めて見る名前だったりするので、注文時には提供方法や構成も読めず、似たような調理法のお料理を頼んでしまっていたり、似た素材が重なったりでちょっと失敗でした。（この国の料理に不勉強すぎたようです。）チャウ（きのこのカレー）やアルターマなどもあったので追加のカレーはこちらを選ぶべば良かったと思います。心残りのメニューがいっぱいあるので、再訪せねば！と思っていますが、まずは一人でも色々楽しめるダルバートのコース（2,500円）や、ランチのバイキング（1,000円）も試してみたいです。（az）

一人　4,850円でした。

[デジタルカメラ]

今回は、ニコンのCOOLPIX900で撮影しました。

COOLPIX900による全撮影データ(640*480)は*ここ(76枚)*にあります。

このページを見てくれているみなさん、感想やお食事情報など、「お食事会言いたい放題」に、気軽にどんどん書いて下さい。

(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註:写真は文章の下に貼ってあります)

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