*作成中*

2001/6/16(#0609):立石のスリランカ家庭料理、セイロン食堂ラサイ

葛飾区立石6-1-9
(TEL)03-3693-6878
(FAX)03-5671-2510
http://www.h3.dion.ne.jp/~rasai/top.htm

参加者は、azuki、jin、k-kuma、messiahの4人でした。
DSC-SX550による撮影データDSC-SX550による撮影データ恋人急募!僕と甘い恋愛してみない?DSC-SX550による撮影データ


お店の前で記念撮影。
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店内の様子。
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道に迷ったりなどでお店への到着はほぼ18時頃でしたが、店内は真っ暗で準備中の札があってびっくり! 午後の開店は17:30〜と確かに看板にはあるものの不安に思って調理人らしき方にたずねますと、買い出しに出かけてる為、実際に食べられるのは18:50頃になるという旨をかたことの日本語で一所懸命話してくださいました。結構待つ事になりますが、せっかくここまで来たのでと中で待たせていただくことにしました。ですが、着席して待ってる間の飲み物でもと考えてる時にネットで見覚えのある店長さんらしき方が自転車にいっぱいお野菜など積み込んで戻っていらしたので、はじめに告げられた程遅い開始にはならずに済みました。
なんでも今日はランチに大勢のお客さんがみえて、食材がいっきに底をつき、仕込みや買い出しのスタートも遅れたらしいです。まぁこちらも予約なしでうかがったのですし、戻られてからすぐに食事にありつけましたし、問題はありませんでしたが、もし遠くから足を運ばれる方は座席数もそれほど多くないので、念のため予約して行かれた方がいいと思います。

メニューの写真が*ここ*にあります。


[料理]

豆のカレー/パリップ・カリー/450 円
作って出すまでの間に冷めた、、、という暖かさではなかったし、冷やしていたものが出た訳でもなさそうな温度だったので、初めから常温のものなのかなぁとちょっと不思議に思いました。ライスと混ぜて食べるならあったかい方がうれしいかもしれませんが、粉モノのロティとでくるんで食べるには、ばくっとたくさん口に入れられる温度というのはちょうど良いかも。一口目は、熱々ではないため、より塩分とにんにくとを感じましたが、シンプルなロティと食べるとちょうど良い塩梅でした。茶色っぽい細いモノが見えますが、多分タマネギのフライと思われます。このちょっと焦げた香ばしい香りと豆の食感の違いがアクセントになってました。これまで私が食べてきた豆のカレーの中では上位五本の指に入ります。(az)
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マトン・カリー/550 円
羊肉がごろごろっとたくさんありソース部分が少なかったので、ごはんと混ぜるというより、おかずっぽくいただきました。他にすっごい好きなものがいっぱいあったので、それほどたくさんは食べませんでしたが、これもお肉の感じや、塩加減良くおいしかったです。(az)
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マッルーン(説明書き部分=キャベツをココナッツとスパイスで炒め)/マッルン/430円
本日の私の一番のお目当ては、南印度料理でのキャベツのポリヤルに近しいこのココナッツ入りのキャベツ炒めです。レポートの写真から想像していたモノとはちょっと違ってましたが、果たして大好きなお味でした。お米にも粉モノにも合う家庭料理の副総菜って感じで、メインの料理プラス1品に是非入れたいメニューです。(az)
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セーヴァル・ライス/780円
これはどんなものですか?と聞くとフライドライスですと教えてもらいました。名前から想像するとオイリーな感じですが、そんなことは全然なくあっさりとした味付けで食べやすいピラフといった雰囲気です。具は、カシューナッツ、干しぶどう、にんじん、ネギ、ピ−マン(オクラかも?ちょっと自信ない)、そしてライスの上にはゆで卵のフライがのっていて、何とも具だくさんな野菜らの織りなす旨みが良いです。フライドライスといえば、目黒のシーギリヤのがお気に入りだったのですが、お店が無くなって食べられなくって残念に思ってましたので、また巡り会えてうれしいです。しかもさらに好みの味で登場してくれて。(az)
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小アジのスパイシーフライ/小あじのスパイシー・フライ/430 円
しっかりさらされたのであろう辛くないタマネギのスライスとともにいただきました。頭っからがぶついて食べられる小アジなので、ぐしゃっとつぶしてお米と楽しんでください。こういうスパイスの使い方や調理法なら鰯でもおいしくいけそうだなぁと考えました。箸を使わない国の料理では骨まで丸ごと食べられるか簡単に選り出せる骨太のお魚がいいですね。、、、といってもこのお店には割り箸が置いてあるので、箸を使いたい人は使えます。(az)
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ゴーダンバ/200 円
粉が落ち着いていていいです。また、薄めに巧く焼かれているので、それ自体が主張しすぎることもないし、食材を巻きとって食べるに都合がいいです。(az)
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パパダム/200 円
パパドのように極薄の丸型ではなく、小振りな三角形が多く、少し厚みあります。海老が入ってる為でしょう少し赤味があり、味もほんの少しえびせんっぽいところあります。フリカケにして食べるつもりが、いつのまにかライスの出る前に無くなってしまっておりライスとの相性を堪能することができなかったのが残念。(az)
パパダムはパパドのこと。呼び方が国や地方によって違う。パパド、パッパル、パパル、パパダムとか。
また、大きさや味もいろいろなものがあります。プレーンなものや、チリ、クミンがはいってたりとか。(ina)
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ココナッツ・サンボール(ポル・サンボール) 330 円
辛みや塩分はかなり感じますが、ココナッツでまろやかに見事にまとめられています。この店に来たら必ず注文して欲しいですね。いろんなお料理に合わせてもイケますが、是非是非是非お米に混ぜて堪能してください。(az)
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コット・ロティ(説明書き部分=ゴーダンバのカレー炒め)/650 円
名前と説明書きからゴーダンバロティが入ってると想像してましたが、果たしてその通りの品でした。写真ではキツネ色になったロティがちょうど鶏肉のように見えます。でも鶏肉も同じようなサイズで入ってるので食べてみるまでどちらかわからないのでした。他に細切りの人参、ピーマン、タマネギ、卵などと炒められており、野菜の甘みとあいまってスパイシーなのに優しい甘めの炒め物に仕上がってます。この料理は細かくはなっていますが、結構ロティが入ってるので、見た目よりおなか一杯になりやすいので、一人で食べる方は要注意です。(az)
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ライス/200 円×2
最初一皿で、後でもう一皿追加。
お米は長米ですか?と聞くと「こしひかりです!」と快活に答えが返ってきました。
ライスは、セーヴァル・ライスやロティを食べた段階で足りなかったら注文しようということにして、とりあえずはじめは注文しないでおりましたが、あっという間にその主食モノがなくなったので一つ注文。それもすぐになくなったので、さらにもう一つ追加注文となりました。お魚のカリーはやっぱりライスでいただくといいですね。というより、お料理の後半でライスの注文だったので、初めの方にでてきた料理と合わせて食べるってことをしなかったのが惜しかったです。
ライスといえば、平皿にわりと平らによそったものを最近よく見かけますが、こちらではいったん器によそって皿にひっくり返すタイプで、こんもりと堆く山に盛られております(セーヴァル・ライスも)。そういえばシーギリヤも中目黒のセイロン インもそうだったけど、スリランカのスタイルなんでしょうか? それともたまたまの偶然なのでしょうか。妙に一致しているのが気になります。(az)
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ゴトゥコラ・サンボル(説明書き部分=みつ葉のサラダ)/ゴトゥラ・サンボール/350 円
「三つ葉」がスリランカにあるのかとたずねると、「無いと思うけど、このメニュー作るのに、向こう(スリランカ)で使ってる野菜によく似ているからと言って調理人が買ってきたのが三つ葉だった」そうで、代用しているとのことですが、すごーくさっぱりしていて、蒸し暑いこの季節には是非加えたいサラダです。タマネギのみじんの半透明の白、トマトの赤、三つ葉の鮮やかなグリーンが見た目もさわやかでした。
サンボルは、日によって作ってるものが違うとのことなので、何があるかまずお店の人に聞いいてみてください。サンボルそれぞれの趣がまったく違うこととお安いのこともあるので、2,3人揃うなら複数注文することをおすすめします。(az)
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かつおのカレー/フィッシュ・カリー/650 円
酸味でうまく出て生臭みもない仕上がりでした。ガネーシュで食べたときもそうですが、お魚の出汁のよく出たカリーは旨みが濃厚で好きです。ラサイの方が若干辛みが強いようでしたが、ココナッツミルクのせいか色も白っぽく口当たりもマイルドに感じました。(az)
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スリランカン・ソテー(しいたけ)(説明書き部分=スリランカ炒め)/450 円
お店の人に「どれにしますか?」と言われてはじめて「いんげん」「おくら」「しいたけ」の3品からチョイスするのだと知りました。てっきり3品のソテーと思ってたもんで。実はこの3品どれもめちゃめちゃ好きなもので、選びあぐねて「どれがおすすめですかね?」とたずねてみたところ「どれにもそれぞれに(固定のファンが)ついてるようですねー。」との返事。そこで豆のカレーを頼んでたし、野菜ものも結構頼んでるかなーとしいたけを選択しました。しいたけとタマネギとココナッツいう実にあっさりした具材ではありますが、醤油を感じさせる(もちろん入ってません)仕上がり色と味。この妙に舌にしっくりする感覚は、母の作ったおかずを食べてるような、きどらずに楽しめる味で白いお米によく合います。(az)
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ワタラッパン(説明書き部分=スパイシーなカスタードプリン)/450 円
この量でこの値段のデザートはうれしいです。もープリンやババロア、ムース系にメロメロな私は、本日の3品の中ではこれが一番期待大でした。味はいいのですが、「す」がたちすぎて舌触りを悪くしているのが残念です。プリン類の旨さを決定づけるかなり大きな要因となる舌触りがなんとかなるといいのになぁと、ちょっともったいなく思いました。
でも日本や西欧で考えるプリンのきめ細かさをアジア系の店のプリンに要求(押しつけ)してはいけないのかもしれませんね。元々そういうモノではないのかもしれないし。ちょっと興味あるので、アジア系のお菓子のレシピを見て、漉しをどうするのかとか火加減の注釈のところとか調べてみたいと思いました。(az)
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ココナッツ・ハニー・ロール(説明書き部分=ハチミツ味のココナッツパウダーをパンケーキでロール)/380 円
名前から絶対脳天突くようなベタ甘のロールケーキ状のデザートを想像して、正直なとことそれほど期待してなかったのですが、うまかったんです!(笑)。蜂蜜とからまってカラメル色に甘く色づいたココナッツがパンケーキというよりクレープ程の薄さのものに巻かれているのですが、シャキシャキ(ジャクジャク?)の具とふんわりとしあがった皮の食感の違いがなんとも面白くいい感じでした。まぁ粉モノ好きな私なので無条件にクレープっぽい部分に惹かれてるってのもあるかもしれません。甘いと言う点では確か甘いのですが、蜂蜜や黒糖は、上白糖の甘さと違って食べ過ぎても気持ち悪くならないから食後感もいいです。このデザート3品は客席側にある見せる冷蔵庫(喫茶店でよくケーキ入れなどに利用しているタイプのもの)に入っており、デザートを実際に見て確認した上で注文できるので良い方法だと思います。ちょうど1品づつデザートが入っていたのですが、このハニーロールだけは姿の見えるサンプルのそれではなく、カウンター内の業務用大型冷蔵庫からアルミホイルに包まれたものを新たに出して、そちらを出してくれました。クレープのような薄力粉製品は外気に少しでもさらされただけで、水分とんでぱさぱさに劣化してしまうものなので、この気遣いは大変うれしいです。(az)
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フルーツ・セーグ(説明書き部分=セーグプディングにフルーツを散りばめて)/400 円
セーグとはタピオカのことだそうで、よーくふやけさせて、ちょっととろけかかりの中玉サイズのタピオカがもにゅもにゅと口の中で不思議な食感です。フルーツの酸味もあるし3品の中では一番あっさり系でさっぱりした夏向きのデザートです。、、、ので私の評価も低い(笑)(デザートはこってりがうれしい az)
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チャイ/350 円×3
ポットで饗されるので、なんだかすごく優雅な感じです。ポットとはいっても茶葉が蒸れて出てくるのをお客がテーブルで待って完成させる訳ではありません。まとめて鍋で作って完成させたものを3つのポットにつぎわけてたので、それぞれのポットには茶葉や漉しカスなどは入ってませんから、ゆーくり時間をかけて2杯分をちびちび飲んでも苦くはならないのでご安心下さい。うれしいのはこの量だけではなく、よーく香るセイロンティーがたーっぷり使われていることです。うーん、この値段でこれだけ提供してくれて文句ないチャイです。糖分がはじめから入っているのも私の好みでした。(az)
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セイロンティ/350 円
仕上がる直前(直後?)にレモンやミルクなどを入れるかを聞かれましたが、kumaちゃんはストレートでお願いしていました。どんなのが欲しいか食後の気分でその都度違ってくるだろうから、いろんなバリエーションが楽しめるのっていいですね。稲さんがいつも飲んでるのはショウガ入りヴァージョンですか?(az)
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アラック(Mendis)
ピエールが入れてるボトルだね。飲んだ?(笑)(び)
飲んでもいいけど、新しいの入れておいてね。(ina)
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[総評]

んもう! とにかくGOOD!!! 近所にあったら日参したいくらいです。その理由は上記レポートにも書いたお料理の旨さによるものも大きいですが、日参しても痛まない懐ってのがいいのです。一品の量が少ない為、結構な品数を注文しても「え?」ってくらいの金額にしかならないのです。他店で同じようにあれこれ注文したら金額は確実に2倍になることでしょう。ホントに「食堂」の名に相応しい毎日通える品数と値段、気軽に利用できる雰囲気と揃っており大ヒットの店でした。インダスもかなりヒットと思ったのですが、私の中で、さらに上いくお気に入りとなりました。お店の中はラーメン屋さんや町の小さな中華料理店でよく見かけるタイプで、カウンターの中が客側からすべて覗ける構造になってます。今回は4人なのでテーブルを利用しましたが、次回に一人で行く時は絶対カウンターテーブルに座って調理の様子を盗み見したいと思います。実は今回もかなりちらちら立ち上がって見たのですが、いくつもの小鍋がコンロでそれぞれ活躍しており、一品一品が手際よく完成していく様は圧巻です。つまりこのようにオープンな厨房というのは、調理法以外にも、食材の選択や管理などまでが、一目瞭然な訳です。(もちろん客の入る前の仕込みや複雑なスパイス調合などの見えない部分は当然秘密のままですが)客側に見られてまずいことはないという自信が無ければできないことでしょう。さすがプロってお料理もしかりですが、他愛のない素材でささっと旨くソテーされた炒め物は、素朴で親しみも持て毎日食べても飽きない味で母の作る家庭料理を彷彿とさせ、一人暮らしの長い私は完全にノックアウトされました。(az)

そういや、この日アンブルティヤルは食ってないのね。お勧めなのに。(ina)

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[デジタルカメラ]

今回は、ニコンのCOOLPIX900で撮影しました。

COOLPIX900による全撮影データ(640*480)は*ここ(68枚)*にあります。


このページを見てくれているみなさん、感想やお食事情報など、「お食事会言いたい放題」に、気軽にどんどん書いて下さい。

(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註:写真は文章の下に貼ってあります)


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