1999/1/19: 新宿のタイ料理、ピッチーファー

新宿区西新宿7-7-29西新宿クスドビル地下1階
(TEL)03-3362-7005


今日は外の立て看板を半分取り換えました。他店の写真で作られていたメニュー写真のかわりに、緑地に赤のピッチーファータイ字ロゴと、ゲーンキョワーンとトムヤムクンの写真入りメニュー(店内用に作ってるメニューカードの拡大版)を貼りました。だいたいイメージ通りに仕上がって、ラオターさん達も喜んでくれました。写真に撮るの忘れちゃったな。残り半分も貼り替えたら写真撮っておこう。(messiah)


[料理]

コップパットペット/1,000円
カエルの辛炒め。お客さんからカエル料理のリクエストがあって、ラオターさん達はカエルを売ってる店を探していたけどなかなか見つからないということだったので、昨日、富翁に電話してカエルを売ってることを確認して教えてあげました。というわけで今日の新作メニューはカエル料理です。これは前に食べたグンパットペット(エビの辛炒め)のエビがカエルになったものです。ココナッツミルクの入った辛い炒め物で、クラチャイ(香りの強いゴボウとショウガの中間のようなタイ野菜)がたっぷり入っています。カエルの肉は小さな骨のまわりにくっついているので、一つ一つしゃぶりながら食べないといけないので面倒ですが、味はなかなかのものです。今までカエル料理は唐揚げくらいしか食べたことがなかったけど(タイ料理屋では錦糸町タイランドで食べたことがある)、こっちのほうが肉がやわらかくて好きかな。ただ、この辛炒めは冷めると味が落ちるので、一人で食べるのには向かないかな(カエルを食べるのは時間がかかるしね)。カエルを食べたことのない人のために説明しておくと、カエルの肉は食感も味も鶏肉に似ています(中国の俗称では「田鶏」と書く)。食べづらいのが困りものだけど、イサーン地方では細かく切って骨ごと食べてしまうそうです。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300) DC-2Eによる撮影データ(400*300)
カオソーイチェンマイ/1,000円
一言で表現すればカレーラーメンかな。ココナッツミルクの入ったカレースープの中に小麦粉の麺と牛肉が入って、上に揚げた麺とタマネギ、パクチーがのっています。これに高菜漬けのようなものとホームデン(タイの小タマネギ)を好みで乗せて、レモン(本来はマナオ)を絞って食べるものです。チェンマイでよく食べられる料理です。日本のタイ料理屋ではあまり見かけないメニューの一つで、西荻シュエダゴンで食べたことがあります。カレースープがやさしい味で、麺もやはり米麺のクイテイオに比べてコシがあるし、牛肉もやわらかくて美味しい。これは一度食べると結構くせになるかも。特に女性に人気があるメニューのようです。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300) DC-2Eによる撮影データ(400*300)
コップクラティアム/1,000円
カエルのニンニク揚げ。これは以前タイランドで食べたのと同じ料理ですね。台湾料理屋でもこういう感じで出てくるし、オーソドックスな料理法ということでしょう。このほうがカエルの肉を視認できて(辛炒めのほうはカエルの肉がクラチャイと混ざってしまって見つけ難かった)食べやすいということはありますね。ニンニク味の揚げ物なので、カエルだけ食べてるとけっこうしつこくなるのが欠点かな。その点、つけあわせに酢漬け野菜がたっぷりとトマトがついていて助かりました。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300) DC-2Eによる撮影データ(400*300)


[総評]

たまにはカエルもいいですね。食べるの大変だけど。今日は、こないだから食べそこねていたカオソーイを食べられてよかったです。これで写真メニューも作れるし。カオソーイは通常メニューだけど、材料が切れることもあるので、確実に食べたい人は電話しておいたほうがいいですよ。(め)