1999/1/7: 新宿のタイ料理、ピッチーファー

新宿区西新宿7-7-29西新宿クスドビル地下1階
(TEL)03-3362-7005


今日もまたピッチーファーに行ってきました。なんと4日連続になります。
メニュー用の写真撮影を兼ねているので、できるだけ撮影していないものを注文しました。(messiah、kaori)


[料理]

ヤムウンセン/850円
春雨のサラダ。本来なら新しいタイ料理屋さんでは真っ先に試す定番メニューですが、まだ食べていませんでした。もうわざわざ辛くしてと言わなくてもデフォルトでプリッキーヌもりもりです。これを食べている間はヘタに口を冷やさないほうがいいです。一瞬は辛さがやわらぎますが、後から倍になって返ってきますから:-)丁寧に細かく切ったホームデン(タイのタマネギ)やセロリ、ニンジンが春雨や挽き肉と一緒にタレによくからまっています。まったく文句なしですが、特に挽き肉がやわらかくて美味しかったのが印象的でした。普通のタイ料理屋さんでこんなヤムウンセンが出てきたら毎回こればっかり注文してしまうところですが、他にもそれぞれに美味しいヤムや前菜がいろいろあるので、迷ってしまいます。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
シンハーゴールド/500円
特にビールは好きではなくて、昨日もサービスで出してくれたビール(アサヒビールだったかな)を残してしまって気がとがめていたのですが、今日飲んだシンハーゴールドはヤムウンセンを食べながら飲んだせいか、とても美味しく感じました。こういう軽い味のビールのほうがタイ料理には合ってるのかも。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
スアローンハイ/950円
タイ風牛肉ステーキですね。薄めの牛肉ステーキを細かく切ってあって、ナムプラーに唐辛子とカツオブシのようなものが入ったタレにつけて食べます。表面が香ばしく焼けていて中が少しレアになっていて、ちょっと上野キンナリーのコムヤーンを思いだす味です。めちゃうまでした。お酒のつまみにも最高でしょう。ちなみに「スアローンハイ」のスアは虎、ローンハイは泣くという意味で、英語に訳すと「tiger cry」という名前の料理だそうです。なぜこの料理にこういう名前がついているかはラオターさんも知りませんでした。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
カオタンナータン/850円
おこげ(米の揚げせんべい)にココナッツミルク入りのソースをつけて食べます。前回食べたときはソースがグリーンカレーのような味だったので、最初カオタンナータンのメニューにつける説明を「グリーンカレーソース添え」にしてたんだけど、タイ料理の本によるとココナッツミルク入りソースとなっていたので、新しいメニューではそうしておきました。で、今回は前回とは違った味のソースだけどココナッツミルク入りの甘いソースだったので、やはりココナッツミルクを使う以外の部分はいろいろバリエーションがあるようです。今回のソースは色が白くて、挽き肉が入っています。とても甘くてお菓子のような感じ。おこげは軽くサクサクに香ばしく揚がっていて、おこげだけで食べても美味しいです。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
ハーグン/950円
エビのすりみを春巻の皮で巻いて揚げたものです。要するにトートマンクンのパン粉の衣が春巻の皮になっているわけですね。外側が紫色っぽく揚がっていて、皿に並んでいる姿はまるでサツマイモのようです。エビのぷりぷり感とジューシーさはトートマンクンと同じ。衣が薄くパリパリしてる分、純粋にエビすり身の味を味わう料理になっています。トートマンクンはプラムソースをつけなくてもいけるけど、こちらはプラムソースをつけたほうが美味しいです。トートマンクンと同様に万人におすすめできると思います。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
グンパッドノーマイファラン/900円
エビとアスパラガスの炒め物。塩味のちょっとお酒の入ったソースでからめてあります。1月にアスパラ炒めとは季節外れですが、今は一年中ちゃんとしたアスパラが手に入るんですね。ちゃんとした味のアスパラで美味しかったです。どちらかというと中国料理に近いシンプルな炒め物だけど、純粋にアスパラとエビの味が楽しめていいです。とても気に入りました。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
ココナッツジュース/400円
ドリンクメニューの話(アルコールを整理してソフトドリンクもタイ料理屋らしいものにする)をしていたら、撮影用にココナッツジュースを作ってくれました。本物のココナッツの果肉が入っています。ジュース自体は缶詰めだけど、こないだ食事会で飲んだときよりココナッツの香りというかパームシュガーのような香りがよかったように思いました。あ、ジュースの缶を見せてもらおうと思ったのにわすれちゃった。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
ゲーンマッサマンクン/1000円
ゲーンマッサマンはタイ料理の本ではイスラム教徒のカレーと表現されるもので、ジャガイモと生ピーナッツが入っている、甘くてスパイシーなカレーです。今回はかなり辛くしてくれたけど、本来はあまり辛くないカレーのようです。ラオターさんはパンにも合うと言っていたけど、確かにそんな味。作ってから一日くらい置くとジャガイモやピーナッツがやわらかくなって、ルーもなじんでさらに美味しくなるとのこと。そこで、やはり作って一日置くほうがよいゲーンカリーを土曜日に合わせて前日から作っておいてもらうことにしました。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
アイスクリームカーティ/400円
今日のココナッツジュースで気付いたけど、このココナッツアイスにもココナッツの果肉を細く切ったものがジャックフルーツと一緒に乗ってるんですよね。生の果肉を使うとコストもかかるのでなかなか小さなお店ではできないことだけど、こういうところも手を抜かないのがピッチーファーのよさですね。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)


[総評]

メニュー用の写真を撮影する目的もあって、できるだけ食べたことのないメニューを注文してみているけど、それぞれおいしく、驚きがあって素晴らしいです。土曜日の食事会でもみんなが満足してくれると嬉しいけど。おすすめの料理ばかりなので、メニューをどうするか悩むなぁ。(め)