1998/12/24: 新宿のケーキサロン、GEORGE V(ジョルジュ・サンク)

新宿区新宿3-34-12
(TEL)03-3225−4662
11:30〜23:30(LO22:45)


せっかくのクリスマスイブなのでケーキでも食べようと思って新宿を歩いてるとき、ふと、焼き立てのスフレを食べられる店のことを思いだしました。この「GEORGE V」は「壁の穴」の横手にある狭い階段を下りた地下1階のお店です。
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)

階段の横にはスフレのメニューがありました。ずいぶんいろいろな種類があるようです。
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)

ここは「できたてのケーキを楽しむサロン」だそうで、普段はスフレ以外にもシフォンケーキなど数種類のケーキを置いてあるはずなのですが、今日はクリスマスイブのせいかスフレのみ。それもバニラ、ラズベリー、オレンジ&バナナの3種類の中の一つと紅茶またはコーヒーのセットしか選べないことをお店の入り口で説明されました。
目的はスフレだし、初めてなのでメニューが少なくても別に問題ないので、値段だけ確認して(セットで1780円)中に入りました。

店内は少々狭いですが、照明が落としてあって、落ち着ける雰囲気です。思ったより席数は多く、お客さんも結構入っているようです。
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)

スフレバニラと紅茶のセット、「バナナとオレンジのスフレ」とコーヒーのセットを注文しました。あとで調べてわかったことですが、普段はスフレが880円で紅茶が880円なのでセットといっても値引きはありません。紅茶はポットでくるはずの紅茶がカップ一杯きりだったので、ちょっと損した感じです。まあ、クリスマス料金ということで仕方ないのかな。

紅茶、コーヒー
スフレを焼くのに時間がかかるせいか、飲み物はスフレより先に出てきました。普通に丁寧にいれてある紅茶とコーヒーです。
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
スフレバニラ
グラスに入っているのはクリーム状の冷たいソースで、これを熱々のスフレにかけて食べます。スフレの中心にスプーンで小さな穴を作ってから、ソースをそこに入れて、スプーンでくずしながら食べます。食べ方がわからない人には店員さんが丁寧に説明してくれるようです。スフレはすぐにしぼんでしまうので、熱々のうちに急いで食べなくてはいけません。ふわっと熱いスフレに冷たいクリームソースが溶けて、不思議な食べ物です。スフレバニラのスフレはプレーンな味で、ソースにバニラの香りがついています。あっという間に食べ終わってしまって、あっけない感じですが、この贅沢な感じがいいですね。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
バナナとオレンジのスフレ
こちらは、オレンジピールの入ったスフレにバナナ味のソースをかけて食べます。これもなかなか美味しい。バニラよりパンチがあっていいかも。ベースが淡泊なケーキのせいか、味付けによってまったく違った印象になるのが驚きです。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
伝票
「深沢ミサ子」はこの店の主人なのでしょうね。あれ、GEORGEの綴りが間違ってる。(め)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)


[総評]

最初セットで1760円と言われたときは結構高いなと思いましたが、スフレ880円に飲み物が880円とすれば、この手の喫茶店の値段のつけかたとしては普通とも言えますね。
焼きたてのスフレを食べるというのは、なかなか面白いです。熱々のスフレに冷たいソースを溶かして食べるのは確かに他にない美味しさがあるし、急がないとしぼんでしまうと言われてなんとなくあわてて食べるのもイベント性があって楽しいです。
スフレというのは味付けによって違う美味しさがありそうだということも垣間見えて、また食べに来てもいいかなと思います。でも、できれば飲み物抜きでスフレだけ注文したいなぁ〜。ってのはちょっとセコい?(笑)(め)