1998/6/3: 六本木の中国料理、香妃園

港区六本木6-1-23
(TEL) 03-3405-9011(2F、予約用)、03-3404-7601(1F)
11:45〜翌4:00 無休


今日はちょっと肌寒かったので、名物の鶏煮込みそばとカレーを食べに、六本木の交差点近くの香妃園に行きました。(参加者messiah、kaori)
Piconaによる撮影データ(400*300)

香妃園は1Fと2Fにわかれていますが、今日は1Fのほうに入ってみました。1Fの席数は30席ほどでしょうか。午後8時半頃、客の入りは半分くらいでした。
Piconaによる撮影データ(400*300)


ビーフカレーライス/1000円
カレーライスはビーフとポーク(いずれも1000円)がありましたが、ビーフのほうを注文しました。
具は牛肉とタマネギだけ。牛肉は粉をつけてあるので口当たりがなめらかです。タマネギは火の通り具合が丁度良く、シャキッとした歯ごたえを残しながらよく甘みが出ています。
ルーはカレーうどんのつゆのかつおだしを鶏スープにしたような感じで、うまみと甘み、スパイスの調和がとれていてよかったです。
Piconaによる撮影データ(400*300)Piconaによる撮影データ(400*300)
爛鶏[火畏]麺(特製鶏煮込みそば)/1300円
これが有名な香妃園の鶏煮込みそばです(なんと、香妃園の注文の半分以上はこれだとか)。じっくりと煮込んで作るので、出てくるまでに時間がかかります。
濃厚な鶏スープに細いうどんのような麺。具はさいの目に切った鶏肉と芯取菜。スープにはコーンスターチのようなもので少しとろみがついていて、体が暖まります。麺は細いうどん、もしくは太いひやむぎを煮込んだような感じで、コシのない、やわらかい麺です。鶏肉も芯取菜もやわらかく煮えています。
ほっとするような、期待通りの味でした。六本木で飲み帰りの客の人気メニューだそうだけど、量がかなりたっぷりあるので、お腹が空いてないと一人で食べきるのは大変だと思います。2人でわけてもたっぷりな量なので、このスープを全部飲むにはもう少し塩と化学調味料を控えて欲しい感じです。
Piconaによる撮影データ(400*300)Piconaによる撮影データ(400*300)

おなかいっぱい。最初はなにか一品料理も一緒に注文しようかと思ってたけど、頼まなくてよかった。
Piconaによる撮影データ(400*300)


[総評]

前々から一度食べたてみたいと思っていた鶏煮込みそばとカレーを食べることができて満足でした。鶏煮込みそばは一人では食べきれないほどの量があるので、値段も良心的だと思います。
ただし、しっかりサービス料10%をとられます。あと、レジのおばあさんは消費税の計算が意味不明(2300円の消費税は115円だと思うけど、117円とられた)だったのはご愛敬でしょうか。
とまれ、この鶏煮込みそばは僕が生まれるより前(昭和30年代)から六本木の名物料理だったのですから、歴史を食べるという意味でも一度は食べておくことをおすすめします。ファンが多いというカレーライスも美味しかった。「そば屋のカレー」が好きな人ならきっと気に入ると思います。(め)


[デジタルカメラ]

撮影は、NECのPiconaで行いました。

Piconaで撮影した全画像(400*300)は*ここ(7枚)*にまとめてあります。