今回は、勝漫、四川一貫、吉華(自由ヶ丘店)の3部構成です。

参加者は以下のとおり:

• 参加者: messiah, ina, itojun, heychan, k-kuma, jin, binbou

1998/5/30(#0450):淡路町のとんかつ、勝漫

• 参加者: messiah, ina, binbou

参加者は、messiah、ina、binbouの3人でした。

お店は、地下鉄丸ノ内線の淡路町駅A1出口から徒歩1、2分のところにあります。

いつものようにお店の前で記念撮影。

店内は、カウンターと大きなテーブルがひとつです。

[料理]

大かつ丼／1,600円

漬物と味噌汁が付きます。

ころもがとても香ばしい。揚げたお煎餅のような香りというか、こういう香りのするころものかつを食べたのは初めてです。気に入りました。

肉自体は、それほど猛烈に美味しいというほどではないですが、やわらかさ、ジューシーさ、そしてボリュームともに特に文句はありません。

玉子のとじ具合は、もっと半熟ぎみの方がいいかな。

ネギはあまり目立たないのだけど、薄く切った長ネギが少量入っています。これはなかなかいいです。気に入りました。

全体としては、かなり美味しいかつ丼だと思います。かつ丼が好きな人なら、一度は食べに行ってみる価値ありです。(び)

ヒレかつ／1,800円

漬物とご飯と味噌汁が付きます。

衣がサクッとして美味しい。肉は普通かな。これ以上固いといやんな感じ。衣に揚げ餅の香りがあるのは楽しい。ふつうのトンカツソースのほかにおろしポン酢があって、これで食べると爽やかでいい。このおろしポン酢ソースは気に入りました。また食べに来てもいい感じ。(め)

特ロースかつ／2,100円

漬物とご飯と味噌汁が付きます。

衣はサクっとしていて、きめ荒め。肉汁は脂身がジューシーである。揚げかたは、若干揚げすぎという感じがする。少々赤みがあるぐらいのがいいと思うが、加減が難しい。全体的には重さを感じないので、良いと思う。キャベツはうまみがあり、赤出汁もよい。(な)

漬物

塩辛くなくていいです。(び)

ご飯

味噌汁

赤味噌好きなんでよかったです。(び)

[動画でGo!]

Piconaで1分に1枚ずつ等間隔撮影したデータから作成したQuickTimeムービーが*ここ(170,158bytes)*にあります。

ムービー中の1フレーム。

[総評]

大かつ丼気に入ったので、また時々食べに行きたいです。あのかつのころもの香ばしさは、かつ丼によく合うと思う。(び)

1998/5/30(#0450):神田の四川料理、四川一貫

• 参加者: messiah, ina, binbou

参加者はmessiah、ina、binbouの3人でした。

このあたりに来ると、どうしても四川一貫に足が向いてしまいます。

例によってお店の前で記念撮影。

午後2時近くになると、お昼のお客さんも一段落して、お店もすいています。

[料理]

五目炸麺(硬やきそば)／800円

硬やきそばというものが昔から好きなんですが、四川一貫の硬やきそばは、麺のサクサク具合、上にかかったあんの具のバランス、とろみ、塩加減、とてもいいです。(び)

涼拌麺(冷やしそば)／900円×2

麺と具の大きさのバランスもいいですね。(び)

今日は噂の涼拌麺を初めていただきました。冷やし中華というもの自体は僕の好みに合った食べ物なのですが、一般的な冷やし中華にはどうも好きになれないものが多いのです。その理由は大別して3つあります。

(1)具に埋まった麺をほじくり出すのが難しく、なかなか麺に到達しない。

(2)具と麺を一緒に食べることに全神経を使い、疲れ切ってしまう。

(3)麺とつゆがなかなかからまないので、味がしみてない麺を食べるはめになる。

はっきり言って冷やし中華をたべるのは気が重い作業だったのですが、なんと！四川一貫の涼拌麺は、これらすべての悩みをスッパリと解決してくれました。

(1)皿が広いので最初から麺も具も好きなように混ぜて食べられる！

(2)具が細く切ってあり、種類と量も適切なので、麺と一緒に楽しく食べられる！

(3)細くちぢれていない麺なので、毛細管現象により、苦労せずにつゆのからんだ麺が食べられる！

出された涼拌麺を前にしてこのことに気付いた瞬間、今までの冷やし中華に対する嫌なイメージは一掃され、とても楽しい気持ちになりました。

ツルツル・シコシコとした麺、酸っぱさと甘さの調和がとれた爽やかなつゆも僕の好み（この味ならごくごく飲めるよ）。四川一貫の特製ラー油をひとまわりかけるとさらに美味しくなります。色鮮やかなラー油をかけた涼拌麺は見た目にもグッド。次はラー油をかけた状態の写真も撮っておきたいですね。(め)

今日はたれの味確認してきた。酢が強すぎることもなく、意外にあっさりした澄み切ったタレ。やはり麺がいい。コシの強さと味は文句なし。(な)

鳳爪／いつもの(？)サービス

これだけでご飯食べられちゃう。ゼラチン質がとてもいい。(び)

これの魚香はいいんじゃないかな。って今回魚香で出してもらったわけではないのだけど。(な)

ザーサイ

塩加減がとてもいいです。(び)

僕はザーサイが好きでときどき買ってきて食べるのですが、塩抜きの加減が難しいんですよね。かなり抜かないとしょっぱいし、抜きすぎると味がしなくなるし。四川一貫のザーサイはしっかり塩抜きしてからもう一度漬け直してあるそうです。しょっぱくなくて、食事中の口直しにもちょうどいい味になってます。(め)

他の店のやつは、塩っからいんだよね。(な)

[動画でGo!]

Piconaで1分に1枚ずつ等間隔撮影したデータから作成したQuickTimeムービーが*ここ(400,370bytes)*にあります。

ムービー中の1フレーム。

[総評]

いつも通り、とてもよかったです。(び)

[新宿四丁目の交差点]

ちょっと凄い人を見かけました。
自主制作映画か何かの撮影をしていたのかな。

1998/5/30(#0450):自由ヶ丘の四川料理、吉華(自由ヶ丘店)

• 参加者: messiah, ina, itojun, heychan, k-kuma, jin, binbou

参加者はmessiah、ina、itojun、heychan、k-kuma、jin、binbouの7人でした。

[吉華(上野毛店)]

吉華の上野毛店に行って、お店の前で記念撮影までしたものの、既に予約でいっぱいで入れなかったのでした。

ショボーンとするheycyan。

そこで、急遽、吉華の自由ヶ丘店に電話して予約を入れて、自由ヶ丘へと向かいました。

吉華(自由ヶ丘店)は、自由ヶ丘駅から徒歩2、3分のところにあります。

お店の前で記念撮影。

店内はそれほど広くはありません。
収容人数は20人強といったところかな。

[料理]

ビール／700×2円

紹興酒(5年・1合)／1,100円

かなり甘味が強いけど落ち着いた感じで甘ったるくなくて、おいしかった。10年もの（5年より少し高い）も置いてあったけど、機会があれば飲み比べてみたいな。(め)

甘味があるので砂糖をいれなくても、十分。2人ぐらいなら一合で十分であろう。(な)

椒麻皮蛋／1,500円

タレ部分がとても美味しい。本体もよかった。(い)

7人で1皿は足りないかなと心配したけど、16片に切れていたのでよかった。山椒とネギの香りが楽しい。(め)

少々切ったときに、端の部分が崩れているのがあった。やわらかく、ほのかな山椒の香りがよい。(な)

魚香茄子／1,700円

香りがよくて、ちゃんとフクザツな味がして美味しい。かなりちゃんとした魚香なのでは?(め)

見た目はとても良い。香りがよく、作りもしっかりしている。ちゃんとした魚香である。ナスが少々なじんでないようだが、全体的には良。(な)

春捲／1,000円×7/4

具だくさんで、具自体にしっかり味がついていて、皮も脂っぽくなくサクサクしていてとてもよかったです。これはおすすめ。(び)

2つに切れていたのも食べやすくてよかった。具財と味つけも好みな感じ。テーブルに置いてある酢がもう少しまろやかな酢だともっとよかった。(め)

皮がパリッとしていて、中身も多くつまっており、食べ応えがある。(な)

宮保鶏丁／2,000円

とうがらしの処理は四川一貫の方がいいと思うけど、でもこれは「鶏カシューナッツ炒め」ではない、まぎれもない「宮保」です。にんにくの芽も美味しい。おすすめ。(い)

にんにくの芽が入ってるのは面白いね。唐辛子はカラメル処理になってないけど、そのまま食べても美味しかったからこれはこれでアリだと思う。(め)

にんにくの芽が入っていて、見た目に映える。ちゃんとカラメルを使用しているので少々甘味があり、そして辛味があるという感じである。唐辛子は国産のものを使用している。やはり大陸のものと違い香りが弱い。全体的には、他の店で出しているものに比べると問題にならないぐらいに良い。(な)

[木窄]菜肉絲／1,300〜1,400円?

メニューには載っていなかったのだけど、聞いてみたらできるというので頼んでみました。

ザーサイの味がしっかりと出ていて、塩辛すぎるようなこともなく、バランスのよい味。具も均一に切れていて歯触りもよかった。(め)

切り方はほぼ均一。肉が少々へたってはいるが、味付けも良。全体的には文句はない。炒め物はちゃんとしている。(な)

麻婆豆腐／1,500円

これ美味しい。一度は頼んでみるのをお勧めします。シュワっとする花椒が結構な量かかっています。分量はserveしてくれたおねいさんの気まぐれか?実は、個人的にはシュワ度の強い花椒がちょっと苦手なのでした(次の料理に響くから)。四川一貫のはあまりシュワが強くない気がするのだけれど、その方が好みです。なんの違いだろう。(い)

僕にはこの花椒の量は多すぎず、少なすぎずちょうどよかったです。このシュワ感がたまらんですね。一人か二人でこれ一皿食べたらかなり舌がしびれるかもしれないけど。(め)

花椒のさわやかな香りがよい。麻婆豆腐は、ボリュームがあるものだが、そのおかげで重みを感じさせない。全体的に洗練されたとても良い味を出している。(な)

焼売／1,000円×7/5

ちゃんと火傷するくらいアツアツに蒸してあるので、それだけでもかなり嬉しい。ほんとはこんなことで喜んでいるようでは、ろくでもない店ばかりということなのかも...。中身は肉とネギの風味がめだつ、なかなかいい感じ。(い)

これはかなり僕の好みのシュウマイです。皮がやわらかくふわっとしてて、具は固すぎず、味もしっかり出てます。(め)

肉汁がジューシー。やわらかく味がよくでている。(な)

酸辣湯／2,100円

というわけで、シュワにやられてあまり的確な表現ができませんが、すっぱさよりは胡椒風味がめだった感じ。(い)

コショウの香りと酢の酸味に支配されたスープ。このスープは美味しいと思うけど、僕はこの粉コショウの臭みというものがあまり好きじゃないです（なんか知らないけど豚小屋を思い出します。豚小屋に入ったことないけど）。粒コショウを挽いて使うわけにはいかないのだろうか。粉コショウのこの独特の臭みっていったいなんだろう。(め)

こしょう、酢が利いているのが特徴のスープ。しいたけをもう少しいれると香りがさらにひきたつだろう。すっぱく、辛く、卵のまろやかさがある。(な)

什景炒飯／1,100円×2

パラパラというよりはしっとり、という感じ。全体に風味がまわっていて美味しい。おすすめできます。聚宝園のかにあんかけチャーハンを思い出します。(い)

出てきたときにごはんつぶがくっついてて、見た目にも白っぽかったのであまり期待できないかと思ったけど、食べてみたら美味しかった。この手の見た目のチャーハンとしては白眉だと思います。スープがついてこないのがちょっとだけ残念。(め)

見た目に具材がよく交じり合っていて良い。炒め方もよく、塩加減がとてもよい。食べたときに味が口の中にひろがる。(な)

少子麺／1,300円×2

かなりシンプルな味つけ。麺部分はやきそば向きの麺を使っているように感じたので気に入りました。味つけはちょっと不思議な感じ。なんて説明していいのやら。とりあえず一度試してみてください。(い)

挽き肉と玉子、ネギの味だけがしみじみと味わえるシンプルなやきそば。なんか不思議な魅力があります。しかし、なぜ少子麺と書くのだろう。(め)

へんな表現かもしれないが、カップヌードルに味がにている。卵の甘味とあいからまり、やさしい味である。この麺がこういう味に合っているのではないかと思う。(な)

担々麺／1,100円

「担々麺」のほんとうの姿ってのがいまだによくわからないのだけれど、まあそれはおいといて。大岡山四川屋台とかのをbestとしているSo Tastyのひとの評価基準(大岡山四川屋台が5つ星)に従うとすると、この店の担々麺は丁寧だとは思うけど、もっと美味しい店はあると思う。この麺が汁そばに向いていないのが一番の敗因。スープにももうすこしメリハリが欲しかった。(い)

僕も正しい担々麺がどんなものなのか知らないので相対的な評価はできないけど、ゴマの香りはよし。味つけはちょっと淡白。挽き肉は口当たりがあまり好きじゃない。麺はやわらかすぎ。ってな印象ですね。一人で抱えて食べたくはない。(め)

麺がよくない。コシがなく、味がボケている。少子麺にはいいとおもうがスープ麺にはあわないような気がする。全体的にあまり具材がはいってないので、どうしてもひき肉を引き立たせるしかなくなる。キャベツなんかをいれてあげればいいとおもうのだが。スープもインパクトにかける。(な)

什景湯麺／1,100円×2

良くも悪くも普通の五目そば。スープは鶏のうまみがあまりなく、化学調味料の助けを借りてるのがわかる味（舌がピリピリするほどではないので許容範囲だけど）。これも別に一人で抱えて食べたくはないかな。(め)

スープがいまひとつなので、具材の味がひきたたない。麺はあいからわずダメである。(な)

[動画でGo!]

Piconaで1分に1枚ずつ等間隔撮影したデータから作成したQuickTimeムービーが*ここ(542,416bytes)*にあります。

ムービー中の1フレーム。

[総評]

炒めもの、ちゃーはん、点心どれも気に入りました。
ただひとつ残念だったのは汁そば。この店が今日使っていた麺は、汁そばには向いていないと思う。ちょっと焦げ目をつけたりするととても美味しいので、やきそばには丁度いいのだけれど。というわけで、汁そば頼むならやきそばを勧めます。
全体に丁寧につくられていましたが、我々が食べていた間は他のお客さんは来なかったのでそれが幸いしているのかも。
自由が丘は比較的気軽に来れる場所なので嬉しいです(個人的)。上野毛にも近日中に行きたいです。(い)

いとぢゅんと同じ感想です。普通の料理や点心はどれもおすすめできます。味もかなり本格的な四川料理と言っていいのでは。麺類は期待してたけど、食べたかったねぎそばやチャーシュー麺がメニューになく、味も思ったようじゃなくて肩透かしをくらった感じ。本店に行けばもうちょっと違ったものが食べられるのかな。(め)

ちゃんとした四川料理が食べれる店だと思う。炒め物もなかなかいいので、いろいろ頼んでも大丈夫であろう。メニューには品目が少ないように感じるけれども、言えばつくってくれる可能性大。スープ麺については、残念ながらダメである。(な)

ひとり約3,570円でした。

[デジタルカメラ]

今回は、リコーのDC-2EとDC-3Z、フジのDS-30、ニコンのCOOLPIX900で撮影しました。

DC-2Eによる全撮影データは*ここ(190枚)*と*ここ(33枚)*あります。
DC-3Zによる全撮影データは*ここ(76枚)*にあります。
DS-30による全撮影データは*ここ(86枚)*にあります。
COOLPIX900による全画像データは*ここ(34枚)*にあります。

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(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註:写真は文章の下に貼ってあります)

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