今回は、昔のふる里の2部構成です。

参加者は以下のとおり:


1998/5/23(#0449):門前仲町の中華料理、虎(フウ)

参加者は、inabinbouの2人でした。
巨匠って感じだねDC-2Eによる撮影データ(400*300)

俺様、ちょっと「巨匠」って感じだろ?(な)


お店は、地下鉄東西線の門前仲町駅3番出口から徒歩2、3分のところにあります。
お店の看板には「FUU」と書いてあるので「虎」は「フウ」と読むようですね。
DC-2Eによる撮影データ(400*300)

お店の前で記念撮影。
DC-3Zによる撮影データ(400*300)DC-3Zによる撮影データ(400*300)

店内は、カウンターの他にテーブルが6個ほどで、それほど広くはありません。
我々がお店に入ったのは午後1時半を少し過ぎた頃でしたが、席は約半分程度埋っていました。
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)

メニューはかなり豊富で、少なくともメニューに書いてある料理の名前から見る限り、かなり本格的な中華料理店という印象を受けます。
今回は、四川料理系を中心にいくつか食べてみるつもりで来てみました。

この黒板に書いてあるメニューGの「油麺(半ライス付)¥750円」の「油麺」っていうのいわゆる「油そば」のことだろうか?
DC-3Zによる撮影データ(400*300)


[料理]

宮保鶏丁/1,300円
唐辛子は大陸のものではなく、普通の乾燥唐辛子であった。辛めにお願いしたが、出て来た物はたいした辛さではなかった。まぁこれは予想できたことである。たいして辛くはなかったけど、唐辛子の香りは良かった。おそらく炒めるときは、唐辛子を多めにいれていたのだろうと思うが、皿に盛るときに除いてるものと思われる。辛めにといったので、少々唐辛子が入っていた。おそらくなにもいわなければ全て除かれたのかもしれない。もっともカラメルで調理していないので、たくさん唐辛子が入ってても、辛すぎて食えないであろうから、抜いてもらっていいと思った。
そして、肉の処理はわりといいと思う。特に文句をつけるようなこともない。全体的に、いわゆる鶏肉のカシューナッツ炒めに、辛みが少々効いていて、その香りがあるといった感じを思い浮かべてもらえるといいと思う。この味は他の店でも同じようなものである。(な)
なるほど、そういうことか。見た目の唐辛子の量のわりには辛さがあると思ったのだけど、辛さ付けに入れて炒めた唐辛子を盛りつけの時に取り除くという手法もあるわけだね。油自体に辛さ成分をというわけか。
鶏肉とカシューナッツの量的なバランスはよかったと思う。ネギはこんなにいらないかな。ネギは入れるとしても香り付け程度でいいな。(び)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
ご飯/?円×2
ごく普通のご飯。普段から美味しい炊きたてのご飯ばかり食べている人には、少し乾燥してるような感じで満足いかないも。炒飯をひとつとって、ふたりで分けた方がよかったかな。炒飯にしちゃえば、ご飯自体の差はそれほど感じないですむ?そんなことはないか?でも、別にまずかったわけではなくて、普通のご飯だったということなんだけど。
そういえば、隣のテーブルのお客さんが食べていたキムチ炒飯は、ニンニクのニオイが凄かった。でも、妙に美味しそうだったな。他人が食べてる物は美味しそうに見える、というだけのことかもしれないけど。(び)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
麻婆豆腐/700円
土鍋ででてきたところを見て、麻婆豆腐が煮込み料理であることを再認識した。
豆腐はグズグズに崩されていたのが、これは個人的にはよかった。量としても申し分ない。ひき肉もプリプリしている。味付けは辛めで、少し甘みを感じるのは肉が多めに入っているからであろう。全体としては、結構いいとおもう。花椒の量を多めにしてもらうと、味がグンと上ると思われる。(な)
土鍋のような深い器に入った麻婆豆腐というのは初めてだよ。確かに、こうしてみると煮込み料理だね。濃いスープという感じで食べられていい。特に、ご飯にかけて食べたりするのにはいい具合だった。
山椒の入り具合もわりとよかったと思うよ。四川一貫とかで、山椒たっぷりの物を食べ慣れてると物足りないとは思うけどね。(び)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
青椒牛肉絲/1,700円
中国料理を評価する基準として、だいたい炒め物で判断している。これがダメだと他も期待出来ない。そういう意味では、ここは良いと思う。素材の切りかたをみても、ほぼ同じ大きさであったので、火の通りは均一であったように思う。
ピーマンの香りがよく、食感がシャキシャキしていてなかなかよい。全体として、かなりよかった。炒め物はgoodである。欲を言えば、もうすこしピーマンを多めにしてもらえると、香りがただよってさらによいであろう。(な)
歯ごたえ、食感もよかったけど、このお皿が出てきた時の香りがとてもよかったよ。ピーマンの香りなのかな。そてとも何かの調味料、香辛料の類の香りなのか、とにかくいい香りがして、食欲がそそられた。(び)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)
酸辣湯/880円
2人でもたっぷり飲めるぐらいの量がある。
このスープは、酢のすっぱみと、コショウの辛みが特徴であるが、それがよくでていたと思う。スープの中には、椎茸、豆腐少々、玉子等がはいっていて、すっぱくて辛いながらも、まろやかさがある。若干コショウが足りないと思う人は、テーブルのコショウを少々ふってやるといい。(な)
このスープは気に入りました。酸辣湯という物を初めて食べたのだけど、確かに名前の通り酸っぱくて辛い。ま、辛さの方はそれほどではないけどね。わりととろみがあって熱々なので、きょうみたいに暑い日だとちょっと食が進まない料理のように思われるけども、飲んでみるとお酢の酸っぱさが爽やかで抵抗なくいける。もちろん、酸っぱいのが苦手な人はダメだけどね。(び)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)


[総評]

全体的には、なかなか良いものを出している。基本的な調理は良いと思うので、お勧めできる店として挙げてもいいかもしれない。注文する料理としては、辛いものを避けたほうがいいと思う(基本的に辛くないので)。麻婆豆腐は量、値段、味共にいいので、一品加えたいところである。そして、炒めものもが勧めできる。今回は食べていないが、魚香茄子も加えるといいだろう(前に食べたことがあり、なかなかよかった記憶がある)。そして料理の締めにスープも注文するとよい。(な)

炒飯の種類がわりと豊富そうだったので、もしまた行く機会があれば炒飯も食べてみたい。それから、酸辣湯以外のスープ、例えば、コーンスープ系の物も試してみたい。(び)

ひとり2,800円弱でした。

金額だけ見ると高めに思えるかもしれませんが、食べた料理を見てもらえばわかる通り、2人で食べるにはかなり多めに注文したので、普通のランチだったら2,000円以下で間違いなくおさまるでしょう。

今回も、ピエールに300円ほどおごってもらいました。感謝。(び)


[マイ辣油]

俺様が持参した凄いアイテムを見せてやるとしようか。
四川一貫特製のマイ辣油だ!(な)
DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)DC-2Eによる撮影データ(400*300)

ピエールは、ご飯にマイ辣油をかけて食べていました。(笑)
四川一貫特製マイ辣油を持ち込むとは、ピエールそれはちょっと反則だぜ!(び)

門前仲町「虎」での食事の後、少し散歩してから解散。


1998/5/23(#0449):新大久保の韓国料理、昔のふる里

参加者はmessiah、k-kuma、shinkai、itojun、JKの5人でした。
COOLPIX900による撮影データ(400*300)恋人急募!お願いします!COOLPIX900による撮影データ(400*300)COOLPIX900による撮影データ(400*300)COOLPIX900による撮影データ(400*300)


最初「みどり」に行こうと思ったのだけど、 やってなくてショボーンというところかな?(び)
はい、見てのとおりショボーンです。「みどり」は改装工事中のようでした。 ガラス戸の中にはセメント袋などがありました。(い)
DS-30による撮影データ(400*300)COOLPIX900による撮影データ(400*300)

「みどり」と「昔のふる里」はすぐそばなのかな?(び)
「みどり」は職安通りに面していますが、「昔のふる里」は大久保通りと職安通りの間の 細い道の奥地にあります。説明しろと言われると非常に難しい。 「昔のふる里」は、めしくんが目をつけていたのだけれど場所がわからなかったお店です。 「みどり」に行く途中に発見しました。 「みどり」がやってないとわかったので即「昔のふる里」に行くことに決めました。(い)
DS-30による撮影データ(400*300)

お店の前で記念撮影。
COOLPIX900による撮影データ(400*300)DS-30による撮影データ(400*300)

座敷が12席、テーブルが8席のちいさなお店です。 我々が入ったときにはちょっと怪しいカップルが1組いましたが、すれ違いに 帰ってしまいました。 我々が食べ終るころ、8人くらいの団体と4人組がやってきました。 最初はひとりのおばさん(日本語はカタコト)が調理も給仕も全てやっていたのですが、 お客が大勢やってきたので、あわてて電話を何本もかけてヘルプのひとを 呼んでいました(笑)。 ヘルプはおばさん一人とおにいさん。(い)


[料理]

ウーロン茶/無料
先々週の独特の香りのお茶は コーン茶だということがわかりました。 今週は普通のウーロン茶です。飲み放題。(い)
MP-EG10による撮影データ(400*300)
真露/1500円
真露(韓国の有名な酒造メーカ)の焼酎です。日本でも「JINRO」ブランドで広告もしてるけど、これはラベルがバリバリ韓国語なので、わざわざ韓国製のものを取り寄せてるみたい。日本向けに売ってる真露を飲んだことがないので差はわからないけど、なんか本場物という感じでありがたい気持ちになれます:-)フルーティな香りでなかなかおいしかったです。(め)
焼酎にしては妙にクセがないかな。スピリタスに似てる。(く)
MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)
キムチ・ナムル各種(1)/サービス
1枚目の写真で中央に写っているどんぶりはワカメの水キムチです。 ワカメの水キムチの拡大図は2枚目と3枚目。 4枚目は多分そらまめのモヤシです。 5枚目はカブ。 そらまめのモヤシが特に気に入りました。(い)
うん、空豆のモヤシで作ったナムルは初めて食べたけど、空豆の味がして面白かったね。白菜キムチとカクテキ、カブのキムチ(細切りになってるやつ)はかなり辛いです。ワカメ(メカブっていうのかな。桂花ラーメンに入ってるアレ)のナムルはめずらしくてよかった。さつま揚げのような練り物を野菜とゴマ油で和えたナムルも初めて食べました(味はまんまさつま揚げの味)。スープのようなやつはワカメとキュウリの冷やしスープで、韓国では最もポピュラーなスープらしいです。さわやかで美味しいです。これだけのものをサービスで出してくれるとは本当にありがたいことです。(め)
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チヂミ/1300円×2
にがうりやイカゲソ(あってる?)など、具たっぷり。んまい。(い)
ごめん、あれはにがうりじゃなくてズッキーニだった。韓国ではカボチャといえばズッキーニになるそうで、よく食べるそうです。具だくさんで美味しかった。これは絶対おすすめ。この店にチヂミだけ食べに来てもいいくらい気に入りました。(め)
こういう具だくさんのチヂミって始めてなんだけど、とても美味しいです。これだけでも食べに来たいくらい。
上にのってたのは桜えびかな。とても香りよかったです。桜えびをプラスして美味しく仕上げてるメニューって少ない気がするのよね。これはその点でも素晴らしい。(JK)
エビが効いててよかったよ。(く)
MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)
チャプチェ/1300円×2
これも具だくさん。ひとりでこれだけかかえてランチでもいい。
春雨炒め。韓国の春雨はさつまいも澱粉から作るもので、モチモチとしてるところがいいんだけど、ここのチャプチェはコシが少なくて、自己主張の少ない春雨を使ってますが、これはこれで美味しいです。チェプチェって店によってずいぶん味が違うのが面白いですね。この店のは野菜タップリでまさにオモニの味です。(め)
う〜ん、これはもっとコシがある奴のほうが好き。(く)
MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)
ケジャン/2500円
ケジャンは生のワタリガニを甘辛いミソダレに漬け込んだものです。これもまた野菜タップリでサラダ感覚で食べられるほどです。焼き肉屋で食べる、どちらかというと辛さを楽しむ感じのケジャンとは違って、しっかり家庭料理になってるなぁ〜という感じ。ケジャン好きなkumaちゃんの評価はどうかな?(め)
これも野菜がたっぷり。すぐには辛さが来ないけど、じわじわ来ます。しっかり辛いです。(JK)
野菜が多いのはいいですね。もうちょっと蟹の絶対量が多い方が野菜とバランスは取れると思うけど...特にネギの辛さがよかった。蟹も甘くていいですね。(く)
MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)
キムチ・ナムル各種(2)/サービス
途中で何度かおかわりを持って来てくれました。 最初に出してくれたものとダブるのは撮影していません。 左側はガンモドキというかなんというか、まあ練り物を漬けたものです。右側はワカメです。これ気に入りました。 (い)
MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)
キムチチゲ/1300円×2
キムチチゲはご飯と一緒に食べようと思ってたんだけど、オモニが大サービスしてくれたおかげでもうお腹がいっぱいになってきて、ご飯を頼むどころではありませんでした:-)
エノキダケや春菊、豆腐の入ったキムチチゲで、適度に酸味の効いて美味しかった。もっとお腹に余裕があるときに食べたかった。(め)
MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)DS-30による撮影データ(400*300)MP-EG10による撮影データ(400*300)


[総評]

盛りがいいので予想以上におなかいっぱいになってしまいました。注文するときはきをつけましょう。韓国料理シリーズは安くて美味しくていいですね。
おばさん(オモニ)はやさしいし、お店がちいさいからオモニの作ってくれたできたてがすぐ食べられるのがなんといってもいいです。やっぱり料理はできたてが一番おいしい。(い)

ほんと、この近辺の韓国料理店は安くて美味しくて料理の盛りがよくて、野菜たっぷりでほんとうにオモニの家庭料理という感じでたまらないですね。どうやら一品くらい伝票につけ忘れたのか、計算より安くなってしまって、一人2000円でした。なんだか申し訳ないです。(め)


[ひみつの話]

このお店のメニューはサムゲタンの3000円くらいが最も高額なメニューなのですが、壁にひときわ大きく張り出されているハングル文字で3文字のメニューがあって、小5000円、大10000円という、他のメニューに比してたいへん高額な値段がつけてあるのが気になりました。3文字目はサムゲタンなどの「湯(タン)」を表す文字のようですが、このメニューには日本語の説明がなく、いったい何の料理だかわかりません。
店を出てから店頭に置いてあるメニューで確認すると「營養鍋」と表記されていたけど、やはり、それが何を意味するのかはわかりません。見送りに出てきてくれた男の店員さんに「これは何ですか?」と聞いてみたら、しばらく困った様子でしたが、コッソリその正体を教えてくれました。えっ、噂には聞いていたけど、一生に一度くらいは食べてみたいなとは思っていたけど、まさか今ここにそれを食べられる店があるとは!‥‥びっくりだけど、気をとりなおして「いつでも食べられるのですか?」と聞くと、「いつでも食べられる」とのこと。うーむ!私達はそれを食べるために、勇気を持ってこの店を再び訪れることになるでしょう‥‥(続く)


[デジタルカメラ]

今回は、リコーのDC-2EとDC-3Z、フジのDS-30、ニコンのCOOLPIX900、日立のMP-EG10で撮影しました。

DC-2Eによる全撮影データは*ここ(52枚)**ここ(18枚)*あります。
DC-3Zによる全撮影データは*ここ(22枚)*にあります。
DS-30による全撮影データは*ここ(39枚)*にあります。
COOLPIX900による全画像データは*ここ(38枚)*にあります。
MP-EG10による全画像データは*ここ(51枚)*にあります。


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(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註:写真は文章の下に貼ってあります)


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