1996/05/18(#0344): 六本木のインドネシア料理、ブンガワン・ソロ

今回の参加者は、k-kuma、takechan、yuko、jin、Messiah、binbouの6名です。

お店は六本木駅の2番出口を出て2〜3分歩いた所にあります。入口の看板の横には、例によってあの人が立っていました。

店内はわりと広めで、インドネシア風(?)の飾りがされています。
我々がお店に入ったのは午後6時半頃でしたが、この時は殆ど他にお客さんはいませんでした。午後7時半過ぎにお店を出る時には、5〜6割の入りといったところでした。

最初に注文を取りに来てくれたお姉さんがなかなか可愛かったです。おすすめです(笑)。

今回食べた料理は以下の通りです。

MANGGA JUICE(マンゴ)/600円×2
ごく普通のマンゴジュース。他にマンゴジュースを頼んだ 人がいたので、メニュー見ないで同じくマンゴジュースに してしまったけど、もう少し変わった飲み物にしてみれば よかったかな。(binbou)

MARKISA JUICE(パッションフルーツ)/600円
女子高生に人気(?)

キューバリバー/900円
ラム酒をコーラで割ったもの。

JAMBU BIJI JUICE(グアバ)/600円
普通より濃い(暗い)ピンク色。グアバジュースとしては かなり美味しいほうだと思う。(messiah)

TONIC WATER/500円
(料理の感想が入る予定)

ACAR(ピクルス)/500円
ナシゴレンを頼むと同じものがついてくるみたいです。
キュウリ、ダイコン、ニンジンの酢漬け。ナシゴレンにも 添えてあるのは確認していたが、この手のアチャールは 好物なので単独でも注文してみた。甘酸っぱくて美味 しいです。(messiah)

AYAM PEDAS(とり肉の辛煮)/1,800円
鶏肉は骨付き。ニンジンなどと甘辛ソースで煮て、 とろみがつけてある。今回頼んだ料理の中では比較的 辛いほうだ。(messiah)

LUMPIA(インドネシア風春巻き)/1,650円
本来4つで1皿のところを6人だったので6つにしてくれ ないかといったらそうしてもらえた。値段はぴったり 1.5倍の1,650円になった。小ぶりの揚げ春巻きに ケチャップ入りマヨネーズっぽいソースを付けて食べる。 熱いうちに食べたので美味しかったけど、普通の中華料理の 前菜みたい。(messiah)
ソースは普通のサウザンアイランドかな。(binbou)

GULAI AYAM(ココナツと香辛料で煮込んだとり肉カレー)/1,600円
タイやカンボジアのカレーと同じく、ココナッツミルクの 入ったカレーだが、ココナッツミルクはおさえめで、上品な 味付けだ。鶏肉はやわらかく、とても美味しかった。(messiah)
タイ料理やインド料理のお店で出てくる味や香りに独特のクセ のかるカレーは苦手という人も、このカレーは大丈夫では ないかと思います。(binbou)

TAHU GORENG SAMBEL(揚げ豆腐と野菜のサンバル炒め)/1,300円
揚げ豆腐をモヤシ、ピーマン、トマトなどと炒めたもの。 日本のお惣菜みたいな味だけど、美味しかった。(messiah)

NASI GORENG SP(やき飯と目玉やき)/1,000円×2
ナシゴレンにはACAR(ピクルス)がついています。
どこの店でもナシゴレンの目玉焼き付き(これも普通の ナシゴレンに対して、たいていスペシャルとなっている)を 頼むと、焼きめしの上に目玉焼きとエビセンベイがのっかって アチャールが添えられてくるので、これはナシゴレンの 正統的なスタイルのようだ。焼きめしはベタベタせず、 上手に火が通っていて美味しかった。(messiah)
炒めたご飯に目玉焼きがのっているというのは、子供の頃に 家でよく食べたんだけど、母親がナシゴレンスペシャルの 真似をしていたわけではないんだろうな(笑)。(binbou)

GULAI SAPI(ココナツと香辛料で煮込んだ牛肉のカレー)/1,600円
鳥肉カレーの具が牛肉になったもの。メニューには他に エビと羊肉のカレーが出ていたが、やはり具が変わるだけで あろう。他のメニューにも豚肉をつかったものがなかったので、 何故なのか店員さんに聞いてみたら、インドネシアではバリ島 以外ではイスラム教が主体なので豚肉は食べないそうだ。 バリ島はヒンドゥー教なので豚肉も食べるそうだが、この店の コックはスラウェシ地方の出身なので決して豚肉は使わない とのこと。(messiah)

SAYUR IJO(青菜炒め)/1,100円
ほとんど普通に日本で食べる青菜炒めと同じ味。シャキシャキと 美味しくできていた。(messiah)

TELOR BLADO(揚げ卵のチリソース添え)/1,100円
いかにも味の想像がつく料理だと思って頼んでみたけど、 思ったよりサラッとしたソースで、さっぱりとして 美味しかった。(messiah)
チリソースというより、唐辛子とオイルのドレッシングが かけてあるというような感じでしたね。(binbou)

BIHUN GORENG(ビーフン、卵とやさいの炒めもの)/1,000円
ビーフン炒めである。味も見た目通り。無難だけど、 東南アジア料理だと麺類は味気ないものが多いので、 いかにも日本人向けなこういう料理のほうが素直に 美味しいと思う。(messiah)

SANBEL GORENG TEMPE(テンペのココナッツ煮)/1,600円
ある意味では、今回食べた中で最もインドネシアっぽさの ある料理。テンペというのは納豆を固めたみたいな インドネシアの食べ物で、そのまま焼いて辛いソースで 食べることが多いが、この店ではココナッツミルクの ソースで煮た料理があると聞いていたので、楽しみに していた一品。個人的にはとても気に入った。一度は 食べてみることをおすすめする。(messiah)
納豆に牛乳かけて食べるとこんな味になるかもしれない けど、全然違う味になっても責任は持てません(笑)。(binbou)

BAMI GORENG(やきそば)/1,000円
これもビーフン炒めと同様、ほぼ見たままの味。 ビーフン炒めとやきそばはどっちかといったらビーフン炒め のほうが美味しいかな。(messiah)
そうだね。ビーフン炒めの方がおすすめだと思う。(binbou)

SATE AYAM(やきとり甘辛ピーナッツソース)/1,200円×2
これは美味しかった。鶏肉もやわらかいし、ピーナッツ ソースもよかった。(messiah)

SATE TAMBULINAS(やきとり唐辛子サンバル)/1,300円×2
店員さんが「今日の料理の中では一番これが辛いと思います」 って言ってた通り、今回食べた中では最も辛かった。 といってもそれほど辛いわけではない。美味しかった。(messiah)

SATE KAMBING(羊肉の串やき甘口ソース)/1,200円×2
別に臭みの強いマトンではないが、生のタマネギがいっぱい のせてあって一緒に食べるようになっている。焼き加減の せいかもしれないが、僕が食べた串には妙に固い肉があった。 それを除けば問題なく美味しい。(messiah)
鶏も美味しかったけど、個人的にはこの羊の串やき好き。(binbou)

OPOR AYAM(とり肉のココナッツ煮)/1,800円
写真を撮り忘れてしまったようだが、骨付きの鶏もも肉を ココナッツミルクのさらっとしたソースで煮込んだもの。 家庭的な味で、美味しかった。(messiah)
残念。撮影だけじゃなく食べるのも忘れてしまったと思う。(binbou)
(撮影忘れてしまったので画像データは無し)

[総評]

今回頼んだ料理は、どれも殆どクセもなく強烈に辛いものもなく、食べやすいものばかりでした。「ブンガワン・ソロ」も含めて、今までに行ったインドネシア料理屋さん(「ジュンバタンメラ」、「インドネシアラヤ」)は、だいたいどの店も食べやすいものが多いようです。エスニック料理に慣れていない人でも、ココナッツミルクと少々の辛さが大丈夫なら、インドネシア料理は楽しめるのではないかと思います。カレーなども、ココナッツミルクを使っているものの、タイ料理とは違って酸っぱさはなく、どちらかというと日本人が家庭で普通に食べているカレーに近いものがあるようです。(binbou)

インドネシア料理というのは日本で食べられる店(ブンガワンソロ、インドネシアラヤ、ジュンバタンメラ)がどれも古くから営業している店という理由もあると思うが、全体的に日本人好みというか、抵抗なく受け入れられる味付けの料理が多いと思う。上にあげた3店について言えば、特に刺激的だったりインパクトのある料理というのもないが、安心して食べられるし、どれも平均点以上の美味しい料理だ。エスニック料理という枠組みで考えると、タイ料理やインド料理に比べて刺激に欠ける部分があるかもしれないが、和洋中以外のちょっと変わった料理を食べに行きたいけど、スパイスの苦手な人も一緒というようなときにいいのではないだろうか。(messiah)

(註: メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註: 写真は文章の下に貼ってあります)


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