1996/03/09(#0334): 新宿のタイ料理、ベンジャロン

今回の参加者は、k-kuma、Messiah、binbouの3名です。

お店は新宿区役所の直ぐ隣りの2階にあります。

店内は落ち着いた感じで、仏教風の飾り付けや、店名の由来でもあるタイの焼き物、ベンジャロン焼きなどが置かれています。

店員さんはタイ人で、我々の接客をしてくれたのは、今回お店にいた店員さんの中で1番綺麗なお姉さんでした。写真は上半身しか写ってないけど、下半身もなかなかグーでしたよ。スカート丈が長いんで足は見えないけどね。

テーブルも、他のいわゆる庶民的なタイ料理屋さんとはちょっと違った雰囲気で、お洒落な感じです。

今回食べた料理は以下の通りです。

エビせんべい/ドリンクのおまけ?
普通のエビせんべいだけど、美味しかった。料金とられてたら悔しいけど(笑)(messiah)
「これ頼んでないんですけど?」って誰か言ってお店の人の反応を確かめてみて欲しい。(binbou)
ベンジャロンプリンセス/700円
赤ワインとヨーグルト、マンゴージュースのカクテルだそうで、見た目は綺麗だけど、味のほうはもう少し甘くしてくれたほうがよかったかな。(messiah)
スミラン/600円
白ワインとマスカットのカクテル。マスカットの味はほとんどしない。甘めの白ワインのような味。シャブリに似てる。(k-kuma)
ヨーグルトドリンク/500
ごく普通のスィートラッシーでした。(binbou)
ヤムヌア(牛肉スパイシーサラダ)/1,200円
具は牛肉、タマネギ、万能ネギ、トマト。牛肉はもっと生っぽくてもいいように思うが、ドレッシングの味はとてもよい。気に入った。ナムプラーを使っているはずだが、独特の臭いはおさえられているので、苦手な人でも大丈夫だろう。(messiah)
牛が三和土状態のせいなのかほんの少し温かかった。他の店のようなまったくの生で冷たいのを想像するとちょっと驚くかもしれない。(k-kuma)
トートマンプラー/1,000円
普通、トートマンプラーを頼むと味も歯触りも日本の薩摩揚げ風のものが出てくるのだが、ここのは中身がフワッとしていて、ちょっと印象が変わっている。身の色も、魚のすり身に玉子でも混ざっているのか、オレンジ色っぽい。他店のトートマンプラーに比べて味がしまっていない分、甘いタレが似合っている。香草を油で揚げたものが添えられていた。(messiah)
すり身に唐辛子が入っていて割と辛いです。(binbou)
他の人も書いているが味が他店と一味ちがう。形も普通の薩摩揚げのような薄い感じではなくもっと丸く作ってある。このほうが本場に近い?(k-kuma)
タイ風生春巻き/1,500円
生春巻きとメニューにあったので、ベトナム料理屋やカンボジア料理屋で出てくるようなものを期待して注文したが、実際はハムと野菜を卵焼きで包んで、さらにクレープの皮のようなもので包んだ料理が出てきた。辛いソースとパクチーがかかっている。「タイ風」とわざわざしてあるのでライスペーパーで具を巻いたいわゆるゴイクンと違うのはまあ許せるとして、どこが「生」春巻きなのかまったく理解に苦しむ。僕はまあ美味しく食べたが、他のメンバーには評判が悪かったようだ。(messiah)
メニューには「タイ風お好み焼き」とかいう名前にして載せるべきだと思うな。凄くまずいわけではないけど、これはおすすめしません。(binbou)
皮がソースを吸ってゆるくなっていたりしていただけない。(k-kuma)
パッカイメッマムアンヒンマパン(鳥肉とカシューナッツ炒め)/1,200円
食事会にとってはリファレンスメニューで、中華料理屋だろうが台湾料理屋だろうがタイ料理屋だろうが、「鳥肉とカシューナッツ炒め」を見たら注文してみることにしている。この店のはソースの味はまあまあだが、鳥肉は固くなってるし、具とソースがなじんでないし、全体とてしてはいまいちだった。(messiah)
何度も言うようだけど、家で鳥肉炒めを作るときにも、ナッツは入れた方がいいよ。入れないと一生後悔するから。(binbou)
鶏肉は確かに固くなりすぎ。味が凄く濃い。酒のつまみにするとかならいいかもしれない。(k-kuma)
ゲンキョワン/1,000
グリーンカレー。甘さ、辛さのバランスもよく、美味しいほうだと思う。いくつかのタイ料理屋でグリーンカレーを食べてきて思うのだが、「ここのは圧倒的にうまい」とか「ここのはどうしようもなく不味い」ということはあんまりなくて、煮込み過ぎでナスがくずれているとか、鳥肉が固いとかいうことを抜きにすれば、グリーンカレーはどこで食べてもあまり味に個性がないような気がする。みんな、基本となるカレーペーストをちゃんと自分の店で作っているのだろうか?(messiah)
ライス/いくらだ?
ライスは普通のジャポニカ米。型に入れて見た目を楽しませてくれるのはよいが、表面が固くなっていたのはいただけない。(messiah)
(写真はゲンキョワンと一緒)
プーパッポンカリー/1,500円
カニとセロリをカレー粉で炒めて玉子でとじたもので、 タイ料理では結構メジャーな一品。この店のは上品な味で、「S&Bのカレー粉使ってるっぽい味」ではない。個人的にはシャム新宿店のパンチの利いたポンカリーのほうが好きだが、ここの味も捨てがたい。一般的にはこっちの味のほうが好きな人が多いかも。カニの味もよかったし、かなりポイント高いと思う。おすすめの一品。(messiah)
カニを食べた後のソースをライスにかけて食べたくなるね。(binbou)
ホーモックプラ(魚のすり身の入った蒸しカレー)/1,200円
「蒸しカレー」っていう名前がついてるからどんなものかと思って注文してみたが、食べてびっくり、トートマンプラーの中身とまったく同じものであった。あっちは油で揚げてあってタレがついていて、こっちは葉で作ったカップに入れて蒸してからヨーグルトとパクチーを乗せたというだけの違いだ。どっちか片方を食べれば十分だ。(messiah)
どこが「カレー」なんだろう?って悩ませてくれたね。(binbou)
カオオブサッポロット(焼飯のパイップル詰め)/1,100円
パイナップルをくり抜いた器にチャーハンを詰め、金糸卵、カシューナッツ、ソーセージの薄切り、パクチーなどをのせてある。なんだか、ちらし寿司のような感じだ。パイナップルは具としては入ってなかったようだが、甘い香りがついていてちょっとよかった。普通のチャーハンより見た目に面白いからよしとしよう。(messiah)
メニューは「パイナップル詰め」ではなくて「パイップル詰め」となっています。器のパイナップルは食べない方がいいよ。(binbou)
パイナップルの身も少しでもいいから具としていれた方がいいような気はした。(k-kuma)

[総評]

この店は「タイ王室料理」を名乗ってるだけあって、ちょっとおしゃれな内装(天井が低いのが玉にキズか)になっている。「ベンジャロン」っていうのはタイの焼き物のことだそうで、ベンジャロン焼きのツボなどもかざってあったりする。お酒だけ飲みに来る客もいるようで、バーカウンターもあるし、飲み物メニューもワインを中心に酒が充実しているようだ。味の方も王室料理っぽく上品で、やたら甘かったり辛かったりということはないし、ナンプラーの香りなどもきつくならないように工夫しているようだ。スタッフは全員タイ人らしく、タイのおね〜さんが民族衣装を着て愛想よく接客してくれる。さすが、世界一のホテルと世界一のスチュワーデスを持つ国である。シャムで気に入っているデザートの「メッカヌン」がこの店にもあったので頼もうとしたら、「今日はたまたま切らしている」とのことで食べられなかったのがとても心残りだった。(messiah)

今までに行ったことのある新宿のタイ料理屋さん(シャム(シャムは厳密にはESD食事会で行ったのではないけど)、バンタイ、カオケン、チャンパー、そして今回のベンジャロン)の中では、最もお洒落な感じの店でしたね。新宿でタイ料理を食べたいなという時、仲間と4〜5人でワイワイやりたいならサブナード地下にある「チャンパー」、男女2人でというなら「ベンジャロン」か「シャム」。「シャム」の方が50メートルほどホテル街に近いです(だからどうしたって?(笑))。「ベンジャロン」も「シャム」も、両方ともメニューに「メッカヌン」があるという点もポイント高いですね。ただし、どうやら「メッカヌン」は知る人ぞ知る人気デザートのようで、ESD食事会では今までに2度とも品切れという残念な状況になっています。要するに、ESD食事会ではまだ1度も「メッカヌン」を食べてないわけだね。悔しいですね。(binbou)

全体的に他店よりおとなしい味付けだと思った。王室の料理はそんなものなのだろうか? あと、お酒はバーがあるわりにはメニューにはあまり種類はなくて大丈夫なのだろうか。バックバーにもあまり種類は並んでないようにみえたし。あまりそんな事は気にしないでタイの雰囲気を味わって飲めばいいのかもしれないし、案外バーメニューは別なのかもしれない。(k-kuma)

関係ないけど斜め横のテーブルにいたらアラブ人の女の子の写真は結局撮らなかったの?(k-kuma) > びn

わたしとアラブ娘(?)の間に座っていた男が邪魔でほとんど見えなかったし、ちょっと遠くてQV-10にはつらい距離だった。しかしなぜアラブ人だと分かったのだろう?「女を見たらアラブ人と思え(k-kuma)」ということだろうか?(意味不明)(binbou)

(註: 写真は文章の下に貼ってあります)


LogoESD / お食事会言いたい放題 / ミラーサーバ
土曜のお食事会: 予定 / ぜんぶの軌跡 / 町別の軌跡 / 種類別の軌跡 / 回数別の軌跡 / 名前順の軌跡 / 出席者の軌跡 予備調査: ぜんぶの軌跡
水曜の半ばの会: 予定 / ぜんぶの軌跡
年越しアジャンタ: ぜんぶの軌跡

[an error occurred while processing this directive]